先日は、後両肩どり、後襟とりを中心に稽古をしました。普段はあまり稽古しない技ですが
考え方によっては、正面打ち、横面打ちよりも日常の危機的状況では想定し得るのではないでしょうか。
それはさておき、普段やらないことをやると体の動きが硬くなりぎこちないことになります。しかし、最終的には一教で抑えたり、四方投げになったり、小手返しの技になります。
初心者のころには、僅か数種類の技の引き出ししかありません。それが経験を積んでいくとどんどん技の引き出しが増えていきます。しかし、開けてあげないとないに等しいです。たまに開けないと開けにくいし開かなくもなってしまいます。
一回の稽古では、時間に限りがあるのでそんなに多くの技の稽古はできません。規範合気道基本編、応用編には目次上だけでも200近い技名が載ってます。これを全て攫うだけでも大変な日数を要します。ましてや自分なりの技にするには大変なことです。
普段の稽古で、単独の技ではこなせるのにいざ自由技となると何もできなく結局四方投げしかできない人ももいます(私も昔そうでした(笑))。つまり、同じ引き出ししか開けれない状況です。違う引き出しを、次々と開けるにもそういう稽古方法をしなければいけないと思います。普段の稽古で実践していきましょう。
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