昨日、ある会で1級の昇級審査がありました。たまたま今回審査を受けるのは一人だけで合気道教室内での実施なので見学者は40名ほどにもなりました。大変な緊張感があったと思います。全員が注視していたわけですから。審査は厳格でした。間違った動作は、指摘されできるまで繰り返されます。受けは一切助言することは許されません。
合気道を始めるきっかけ、また続けている動機は十人十色だと思います。中には審査には全く感心がない方もいらっしゃるでしょう。ただ、合気道の稽古を続けるモチベーションは何かというと私の場合は、変化です。稽古のたびにうまくなってるのか、間違った方向に行ってないかとか。合気道は実に上達するのに時間がかかる武道です。他の武道と違い勝った負けたではないので実感が乏しいのです。その変化を確認するうえでも審査があるかと思います。
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