右相半身に構え、受けが右手首を上からつかみに来ると同時に手刀状にします。右足を開き右手刀を自分の中心に振りかぶりながら、左手は下から受けの右ひじをつかみ、同時に右足を大きく踏み込みながら右手首は受けの手首を制し、左手は右ひじを掴んだまま弧を描くように下へ切り落とします。右足を踏み込みながら座った形でうつ伏せに抑え、その際右膝は手首の位置で背筋を伸ばした形で抑えます。足は跪座を保ちます。
(規範 合気道ビデオ より引用)
答えは⇒ 相半身片手どり一教(表) でした。
この技は、基本技で5秒ほどで終わってしまう技ですが、上の説明文を早口で読んでも30秒ちょっとかかります。百聞は一見に如かず、と言いますが見せて、やって、やらせるのが一番なのだとは思います。指導者の中には、一度技だけを見せて、ハイどうぞという方もいます。
では、まったくの初心者に教える際はどうでしょう。最初は手はこうして、足はこうしてと丁寧に教えていると思います。それを何べんも繰り返すうちに自然と体が動くなるようになります。それが稽古だと思います。しかしながら、慣れになってはいけないですよね。そのためにも、頭の中で自分が今やっている技を自分自身に説明できるようにしています。
Comments