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稽古日誌 2023年2月26日

masadonhozakanov

毎回、どのような稽古をしたかを記し振り返り、反省などに役立てたいと思います。

今回は、両手取りの稽古をしました。説明はざっくりなので思い出してください。


両手取り


1.まずは、しっかり掴ませ硬い稽古

・呼吸法

持たれた右手は手を返しながら受けののど元に、左手は反対方向に伸ばすように。反対も同様。


・呼吸投げ

Ⅰ 取りは右に踏み込み右手を吊り上げ、左手は自分の背のほうに引きこみ右手を切り落として投げる。反対も同様。


Ⅱ 取りは両手を振りかぶり体を沈めながら両手形を下方に切り落とし後ろに投げる。


Ⅲ 転身して受けを導き受けの腕の下に差し込み、切り落として投げる。


・入り身投げ


・小手返し


・天地投げ


・四方投げ


・回転投げ


・腰投げ


2.両手取りの自由技


取りはしっかり掴まれる前に気の流れで立ち止まることなく動く。受けも受け身の後素早く立ち上がり取りに立ち向かう。取りは受けの仕掛を待つのではなく自ら受けに向かう。


硬い稽古でのすべての技を出すように意識してもらったが、結構出てこないものです。焦ると同じ技の繰り返しになります。行き当たりばったりで技を出すのは難しいです。最初のうちはこの技の次はこれと自分なりのシナリオを作った方が良いかと思います。例えばフィギュアスケートでも自由演技だからといってその場で演技を考えているのではなく、入念なシナリオを作り練習を繰り返してます。

そういうことを繰り返していけば、いずれ何も考えることなく次から次へと技が出てくる境地にたどり着けるかもしれませんね。


ある運動医科学の専門家は、生理学の原則では、使わない機能はすべて退化していくと言っています。

合気道の技も稽古しないと退化しますよ。それにしても合気道の技はなんと多いことか。毎日でも稽古したくなりませんか。




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